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庭のかたちが生まれるとき
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庭のかたちが生まれるとき 「「明日からお邪魔させてください」ーそう口走ってしまったぼくはすでに後悔しはじめていた」「とにかく、現場で起こっていることを見ることだ」
庭を見る。深く、ではなく、浅く。
著者は京都・福知山観音寺で作庭現場のフィールドワークを行い、庭師の生態を観察し、庭のレシピを書き起こそうとします。
著者の態度として面白いなと思ったのは、謎を詳に明らかにしても、全てが見えるとは思っていないところでした。「見えなかったものが見えるようになり、石と石のあいだに躍動的な関係やぎりぎりの緊張関係があることに気づいたり(中略)するかもしれない。しかし反対に、もしかするとこれまで見えていたものが背景に退いてしまったり、ただ楽しんでいたものが楽しめなくなったり」するかもしれないといいます。庭園を眺め歩いている時に、視点が変わると石や橋が見え隠れする体験のようでもありますね。
また、著者はジル・クレマン『動いている庭』の翻訳や『ライティングの哲学』の共著者としても知られています。合わせて読んでいただきたいので、仕入れておきます!
ほかにも合わせて読むと面白そうな本が弊店にもありましたので、棚を制作中です。
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