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HARAIZUMI ART DAYS! 2018-2022 5th Anniversary book
¥2,000
以下、版元より 掛川・原泉で開かれている地域芸術アートイベント「原泉アートデイズ!」の5周年アニバーサリーブックを刊行しました。 1人の移住者・羽鳥祐子と、現地にアトリエを持つ現代美術家・中瀬千恵子。たった2人の女性の熱い思いから、「原泉アートデイズ」は始まりました。里山が広がる原泉は、茶どころ静岡県・掛川市のもっと奥にあります。 2018年からアーティスト・イン・レジデンスを開き、毎年開催。地域と交流を重ねながら、今では静岡県内有数の展覧会に成長しました。国内外31組のアーティストの5年間の作品と軌跡をアニバーサリーブックにまとめました。第23回岡本太郎現代芸術賞受賞の野々上聡人ら、若手有望作家も参加。眺めているだけでアートのパッションと里山・原泉のホスピタリティを感じられるアートブックになっています。 【執筆者】伊藤賢一朗(資生堂アートハウス館長) 福住廉(美術評論家) 【装丁・イラスト】水戸部春菜 【デザイン】青木三枝(是空デザイン) 【発行元】原泉アートプロジェクト 縦182mm 横182mm 厚み11mm 123ページ
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はみだす緑
¥1,760
SOLD OUT
村田あやこ・藤田泰実『はみだす緑』(雷鳥社) 村田さんの前作『たのしい路上園芸観察』では路上園芸を撮り、名付け、分類していましたが、今回は藤田泰実さんのイラストとキャラクターが登場します。 鉢植えの背後にある人間ドラマが、ついにキャラクターとして結実!といったところでしょうか。それぞれの登場人物の癖が強く、道を歩くたびそのひとのことを思い出してしまうほど。 世界は結構変だしたのしいということに、ふたたび気づかせてくれます。観察する目を養えば、自分の住んでいる街すら面白いことで満ち溢れているし、何より言語化することで人と話題に出来て楽しいんですよね。これを読んでぜひ植物談義に花を咲かせましょう。 何を言っているんだ…?と訝しんでいるあなたは、巻末の「路上園芸アイテム集」から読むと良いですね。 「育ちすぎたアロエ」や「小人の置物」、果ては「キリスト看板」など、ああーあれか!と口をついて出ること間違いなし。路上園芸はどこにでもあって、園芸家はどこにでもいる。下を向いて歩こう。
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のりもので のみくい
¥825
うおのめとるこ「のりもので のみくい」 知らない土地を移動しながら食べるパンや牛乳はなぜあんなにおいしいんでしょうね。大福書林から刊行された『まちで出会ったかわいいあのこ』も好評の著者の、自主制作本です!
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八画文化会館 vol.9 商店綜合型録
¥1,980
八画文化会館 vol.9 商店綜合型録 2010年5月から不定期刊行されているインディペンデントマガジン『八画文化会館』。今回が最終号となります。理美容院・クリーニング店・メガネ店・電気店・薬局・スーパーマーケットを全国から収集し分類しています。 これでもかというほど写真や対談が盛り込まれているにも関わらず、とても読みやすい誌面になっていて雑誌づくりに対する気概が感じられます。バックナンバーもあわせて是非。
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中国の死神
¥2,860
大谷亨『中国の死神』(青弓社) 以下、出版社より 中国の死神である「無常」。寿命が尽きようとする者の魂を捉えにくるこの冥界からの使者は、日本では無名だが中国ではよく知られた民間信仰の鬼神である。冥界と密接な関係をもつ廟で盛んに祀られ、その信仰は中国にとどまらず台湾や東南アジア各地にまで広がっている。 「白と黒」のペアで存在することが多い無常は、謎の高帽子をかぶったり長い舌をダラリと垂らしたりと、強烈な視覚イメージで中国人のあいだに根づいている。だがその一方、無常がいつ、どの地域で、どのように誕生して現在に至るのか、なぜ人々は死神を拝むのか、そうした無常信仰に対する客観的な考察はこれまで十分になされてこなかった。 本書は、2年半に及ぶ中国でのフィールドワークに基づきながら、無常の歴史的変遷を緻密にたどり、妖怪から神へと上り詰めたそのプロセスや背景にある民間信仰の原理を明らかにする中国妖怪学の書。貴重な写真をフルカラーで130点以上収録。 目次 まえがき——なぜ無常なのか 序論 謎多き無常 第1章 無常を採集する 1 廟(難易度:★☆☆) 2 祭り(難易度:★★☆) 3 口頭伝承(難易度:★★★) 無常珍道中A——地獄のシンデレラ@山東省?沢市?城県信義村・信義大廟(二〇一九年一月七日) 無常珍道中B——地獄の扉を開いたのは誰@山東省?沢市?城県?什鎮?什村・砂土廟(二〇一九年一月八日) 第2章 無常を観察する 1 無常イメージの変遷——もともと黒無常はいなかった 2 無常信仰の発展原理1——馬巷城隍廟の無常信仰を事例として 3 無常信仰の発展原理2——東南アジア華人の無常信仰を事例として 無常珍道中C——地獄のふもとの不届き者ども@山西省臨汾市蒲県・東嶽廟(二〇一九年一月五日) 無常珍道中D——地獄のゼリービーンズ@重慶市長寿区但渡鎮未名村(二〇一九年一月三日) 第3章 無常を考察する 1 黒無常の誕生——摸壁鬼というバケモノに着目して 2 白無常の誕生——山?というバケモノに着目して 無常珍道中E——地獄の美熟女@山東省?沢市?城県信義村・信義大廟(二〇一九年十一月二十一日) 結論 つまるところ無常とは 引用・参照文献 あとがき——再び、なぜ無常なのか