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辺境のラッパーたち/島村一平 編 著
¥3,520
以下、版元より ラッパーのことばに耳をすませば、世界のリアルが見えてくる。 戦火が絶えないガザやウクライナで、弾圧が続くチベットやイランで、格差にあえぐモンゴルやインドで、海の端の日本で――。アメリカで生まれたヒップホップ文化、なかでもラップミュージックは世界に広がり、「辺境」に生きる者たちは声なき声をリリックに託す。現代社会の歪みを鮮やかに映し出す、世界各地のラッパーたちの声がここに。ダースレイダー、HUNGER(GAGLE)のインタビューも収録。 line2.gif [目次] はじめに 辺境ヒップホップ論――結びつく周縁から辺境のノイズへ / 島村一平 第1部 非常事態下のラッパーたち パレスチナ パレスチナ・ガザに響くラップ / 山本薫 ウクライナ 抵抗歌としてのウクライナ民謡とヒップホップ――マイダン革命から対ロシア戦争へ / 赤尾光春 ロシア 「亡命」するラッパーたち――二〇二〇年代の「文学裁判」とウクライナ戦争 / 中野幸男 チベット 土地・記憶・言語を行き来するラップ――チベッタン・ディアスポラのヒップホップ / 佐藤剛裕 第2部 言論統制下のラッパーたち 中国 模索される「中国の特色あるヒップホップ」 / 奈良雅史 イラン 内在的社会批判のアポリア――イラン・ペルシア語ラップの軌跡 / 谷憲一 キューバ キューバのヒップホップ――アフロキューバ・ラップからトランスボーダー・ラップへ / 安保寛尚 Interlude Back in the 1997 to 99――極私的ヒップホップ・メモワール / ダースレイダー 第3部 主張するマイノリティ タタールスタン 祖なるビートに呼応せよ!――グローバル化時代のタタール・ヒップホップとしたたかな抵抗 / 櫻間瑞希 サハ 極北の国サハの口琴とラップ / 石原三静 a.k.a.ヌマバラ山ポール アラスカ 抵抗とケア――アラスカのネイティブ・ラッパーAKレベル / 野口泰弥 第4部 伝統文化をラップの武器に ポーランド 先駆者ラッパーと振り返るポーランド・ヒップホップ / 平井ナタリア恵美 モンゴル 共起するナショナリズムと社会批判――モンゴル・ラッパーたちの二重意識 / 島村一平 インド 成り上がり・フロム・ガリー――How To Be BIG in India / 軽刈田 凡平 Interlude 「外」から「内」へ――町と、日本と出会いなおす旅 / HUNGER(GAGLE) 聞き手=矢野原佑史 第5部 混淆する文化の中で インドネシア リッチ・ブライアンを超えろ / 金悠進 ブラジル 辺境どころかヒップホップ超大国のブラジル / 中原仁 プエルトリコ 抵抗と絡み合うルーツ――「最古の植民地」プエルトリコ / 村本茜 おわりに / 島村一平
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ビンダー8号 特集:宮崎駿
¥1,400
以下、版元より ククラス編集発行の同人誌『ビンダー』の第8号「特集:宮崎駿」です。 2023年11月発行、全268ページ、表紙画と挿画・郷治竜之介。 巻頭文 〔論考『君たちはどう生きるか』〕 6-11 紅茶泡海苔 宮崎駿と少女フェミニズム 12-16 河原 学 「写真」の不在、青サギの恋 18-22 志津史比古 フィクションと少年時代 24-27 舞風つむじ 波と飛行機 ――宮崎駿と「災害」を考える 28-32 ペシミ されど「地球儀」は回り続ける――『君たちはどう生きるか』と米津玄師 34-39 すぱんく the はにー 駿までの距離 40-50 てらまっと ジブリの知らない街、あるいはニュータウンの精霊たち 〔論考「宮崎駿」〕 52-63 渡邉大輔 宮﨑駿における「版画的なもの 」――岳父・大田耕士並びに触覚的想像力との関わり 64-99 志津史比古 われらの同時代人アシタカ 100-106 Murderous Ink 紅の豚――ファシズムを凍らせる想像力 108-116 安原まひろ 宮崎駿とあらかじめ失われた夏 ─武蔵野と多摩ニュータウンと感傷─ 118-127 河原 学 セル(画)論 第八回 宮﨑駿の中央線 128-130〔コラム〕河原 学 全生園と宮﨑駿 132-157 志津史比古 鈴木敏夫はいかにして宮崎駿とコンビを組むようになったか 158-168 noirse 陰謀論者の見た夢――治者としての宮崎駿 170-181 〔ルポ〕安原まひろ 「ネタ」ツーリズムとしてのジブリパーク 182-183 〔ルポ〕飛白 風の谷のビール 184-185〔マンガ〕かつしかけいた 三鷹⇨調布 ジブリ美術館以外無目的散歩 186-203 〔小説〕伊藤螺子 物語のようにふるさとは遠い 〔絵画〕 206-207 富田正宣 無題 〔連載〕 209-217 佐々木友輔 いま、個人映画をみるということ(六) 風景論以後の風景論を構想する――原將人『初国知所之天皇』と新海誠『すずめの戸締まり』の比較を手がかりとして 218-226 noirse 二一世紀映画論 第八回 フェイクとセルフの狭間で 227-244 Murderous Ink 可視光 第三回 残響とエコー 〔特別寄稿/小説〕 245-265 鈴木並木 素敵な仕事(もし手に入れられたなら) 266-267 [ 寄稿者一覧 ]
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茶酔叢書 巻二 / [著] 茶酔、[マンガ] 最後の手段
¥3,000
巻一も好評だった茶酔、第二巻が出版されました! 「中国茶SFマンガZINE」という、一体どんな本なんだ……という触れ込みですが、ぱっと開けば一目瞭然。「熱茶を何煎も飲むことで、カフェインやミネラル、温熱効果などによって、リラックスしながら覚醒する現象 “お茶酔い“」の感覚が、アートチーム「最後の手段」による見開きいっぱいの漫画で表現されています。 巻一ではお茶酔いの紹介と岩茶の特集が組まれていましたが、今回の巻二では伝説と日常、そしてお茶は台湾茶とジャスミン茶にフォーカス。あとがきにはこのテーマに至った経緯も語られていますが、この生き生きとした本ができるまでの試行錯誤がとっても面白いです。お茶飲みながらお話伺ってみたいな……。 以下、版元より 中国茶SFマンガZINE『茶酔叢書』 第二巻が刊行! 熱茶を何煎も飲むことで、カフェインやミネラル、温熱効果などによって、リラックスしながら覚醒する現象 “お茶酔い“。 『茶酔叢書』は、このお茶酔いを感じるためのZINEのシリーズです。 巻二のテーマは伝説と日常。 茶にまつわる様々な逸話や身体感覚をマンガとコラムで紹介します。 本巻では特に台湾茶とジャスミン茶にフォーカス。 香り高い茶をカジュアルに楽しむZINEになっています。 また、超初心者向けのガイドも収録。 マグカップで中国茶を美味しく煎れる方法や、略式の茶の生活記を掲載。 超常的な茶の伝説から個人的な生活の茶まで、盛りだくさんです。 [目次] ・虫に噛まれて甘くなる蜜香烏龍 ・茶玩具——掛け湯の儀 ・仏の手と呼ばれた茶 ・みんなの茶の略 ・マグカップで茶を煎れる ・ジャスミン茶の世界 中国茶SFマンガの物語が動き出す 今回もマンガは、アートチーム「最後の手段」による完全書き下ろし。 巻一で互いに出会ったピオちゃん一行。 いよいよそれぞれの物語が動き出します。 【あらすじ】 宇宙旅行が一般的になった近未来の東京都杉並区。火星から都内の大学に進学してきたピオちゃんは、フラットメイトのタイヘイ君とビデオゲームをしていた。負けたピオちゃんが癇癪を起こすと、最古の茶書『茶経』がうっかりコンソールに誤インストール!すると、著者・陸羽の思念体、NEO陸羽が生成された!伝説的な茶の力で、お茶酔いの世界にのめり込んでいく。
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茶酔叢書 巻一 / [著] 茶酔、[マンガ] 最後の手段
¥3,000
好評につき再入荷です! 以下、版元より “お茶酔い” をフィーチャーした 中国茶ZINE『茶酔叢書』が刊行 熱茶を何煎も飲むことで、カフェインやミネラル、温熱効果などによって、リラックスしながら覚醒する現象 “お茶酔い“。 『茶酔叢書』は、このお茶酔いを感じるためのZINEのシリーズです。 巻一のテーマは烏龍茶。中でも鳳凰単叢と岩茶にフォーカス。 また合わせて、中国茶の煎れ方、お茶とは何か、基本的な中国茶器など、ベーシックな入門解説も! [目次] ・初めての “お茶酔い” ・茶とは何か ・香りの烏龍茶 ・工夫の中国茶器 ・岩に生えるお茶 中国茶SFマンガを収録 メインコンテンツのマンガは、アートチーム「最後の手段」による完全書き下ろし。 宇宙人も地球人も宇宙生物も思念体も、みんなでお茶を囲み、お茶に酔う、中国茶SFマンガです 【あらすじ】 宇宙旅行が一般的になった近未来の東京都杉並区。火星から都内の大学に進学してきたピオちゃんは、フラットメイトのタイヘイ君とビデオゲームをしていた。負けたピオちゃんが癇癪を起こすと、最古の茶書『茶経』がうっかりコンソールに誤インストール!すると、著者・陸羽の思念体、NEO陸羽が生成された!伝説的な茶の力で、お茶酔いの世界にのめり込んでいく。
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63436 ムサシサンロク
¥1,100
武蔵国の山際を探るZINE『63436ムサシサンロク』創刊準備号が発行されました! 「この地域はともすると、都心との関係性を基にできていて、地域同士はあまりつながりはなかったりするけれど、もし、既存の認識にとらわれずに縦断的にとらえてみたら、そこに隠れている共通の土台やそれを築いてきた背景、隠れていたつながりが見えてくるんじゃないか」 本の名前の由来は「武蔵山麓(むさしさんろく)」、武蔵野台地の西の端の山と接するあたり。「寄居、小川町、飯能、青梅、五日市、高尾」などの地域を指すようです。 今後の活動を見据えて取材や座談会を行ったり、キーワード出しをしたり今後の準備、という側面が強いですが、だからこその大風呂敷感が行政区域にとらわれない「武蔵山麓」というエリアの捉え方に重なるような気がします。 mibunka・吉田尚平もデザイン・編集などで参加しております!
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世界をきちんとあじわうための本
¥1,870
『世界をきちんとあじわうための本』 企画 : ホモ・サピエンスの道具研究会 「世界をきちんとあじわうための本」と題されたこの本は、元々展覧会の記録集として作成された。 それが巡り巡って @on_reading のおふたりやホモ・サピエンスの道具研究会が原稿を加え、新装版としてわたしたちの手元にある。 そういった経緯から、ここにはさまざまなタイプの文章が混在する。さまざまな方法で、普段の生活のなかに世界が「ある」ということや、意識しないでやっていることをいまいちど点検し、気付き、あじわうことが試みられている。 たとえば、コンビニのシャキシャキなレタスへの違和感から思考を巡らせた次のページには鉄棒の写真。食べ物のこと考えたあとだから、「うわ、鉄の味しそう」とか、「レタスと同じで水滴が垂れてて冷たそう」「レタスよりずっと硬い」とか、考えてしまう。そして、さっきの文章だと目的やら道具やら言ってたな、鉄棒はどういう扱いになるだろう…。 鉄棒は公園や学校にいつもあって、当たり前に見ているものだけれど、ある視点を教えてもらって見つめなおせば、このとおり別様に変化する。息をしたり、靴を履いたり。あるいは、「残ってしまう」という世界の不思議な性質に驚いてみたり。そんなことが、読んだあとには出来るかもしれない。 ひとつ、おすすめの読み方を提案しましょう。 まず、本に出てくる写真だけを見てみます。綺麗に写されてはいますが、どこにでもあるものを写したものが多く、「なんだこの本は、つまらないものばかり写しているな」と感じるかもしれません。 つぎに、冒頭の「私たちは、毎日、毎日、何をしているのだろう?」という問いを頭の中にうかべて、通読してみます。たぶん、当たり前の風景に思えた写真たちが、ぜんぜん違って見えるはずです。 そうしたらきっと、写真だけでなくて、世界をきちんと、あじわう準備ができているはず。みつめるでも、かんがえるでも、かんじるでも、しるでもなく、あじわう。それは、わかることも、わからないことも含めて、吟味する態度を示しているものなのではないでしょうか。
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HARAIZUMI ART DAYS! 2018-2022 5th Anniversary book
¥2,000
以下、版元より 掛川・原泉で開かれている地域芸術アートイベント「原泉アートデイズ!」の5周年アニバーサリーブックを刊行しました。 1人の移住者・羽鳥祐子と、現地にアトリエを持つ現代美術家・中瀬千恵子。たった2人の女性の熱い思いから、「原泉アートデイズ」は始まりました。里山が広がる原泉は、茶どころ静岡県・掛川市のもっと奥にあります。 2018年からアーティスト・イン・レジデンスを開き、毎年開催。地域と交流を重ねながら、今では静岡県内有数の展覧会に成長しました。国内外31組のアーティストの5年間の作品と軌跡をアニバーサリーブックにまとめました。第23回岡本太郎現代芸術賞受賞の野々上聡人ら、若手有望作家も参加。眺めているだけでアートのパッションと里山・原泉のホスピタリティを感じられるアートブックになっています。 【執筆者】伊藤賢一朗(資生堂アートハウス館長) 福住廉(美術評論家) 【装丁・イラスト】水戸部春菜 【デザイン】青木三枝(是空デザイン) 【発行元】原泉アートプロジェクト 縦182mm 横182mm 厚み11mm 123ページ
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失われたモノを求めて 不確かさの時代と芸術/池田剛介
¥2,592
SOLD OUT
以下、版元より 「モノからコトへ」時代の、その先へ 長編書き下ろしと7編の論考で探る、「作品」と「制作」の新たなる可能性 現代美術のあり方が、芸術とは何かを問う内的な行為からその外にある現実社会への働きかけへと変化してきているいま、「作品」はどこへ向かうべきなのか--。芸術とは何か、作品とは何かを根本から問い続け、美術作家としてその時々の自身の答えを作品にあらわしてきた池田剛介による、待望の処女論集! 「ユリイカ」「現代思想」「早稲田文学」「POSSE」等に寄稿した2011年から2017年までの思考の軌跡と、それを束ねる長編書き下ろしで構成。カバー、表紙、扉には本書のために著者本人が制作した新作を実験的方法で印刷し、書物というモノの可能性を追求する。 自身も不確かな世界に身を置き、活動の継続方法を模索し続けてきたアーティストがたどり着いた、「制作」のあり方とは。モノを作ることを志す全ての人必読の、いまを生き抜くためのヒントに満ちた一冊。
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shoplist en jp login cart 0 torchpress あなたは自主規制の名のもとに検閲を内面化しますか / ARTISTS’ GUILD + NPO法人 芸術公社 編
¥1,980
以下、版元より 書籍企画・設計:田中功起(ARTISTS’ GUILD)+影山裕樹(NPO法人 芸術公社) 英文:奥村雄樹(ARTISTS’ GUILD)+ Art Translators Collective 本書は、東京都現代美術館で開催された「MOT アニュアル2016キセイノセイキ」展と時期を合わせて、ARTISTS’ GUILD とNPO法人 芸術公社が協働して制作した書籍です。本書では、近年、様々な業界で議論となっている「自主規制」の問題を取り上げています。 本書の制作にあたっては、ARTISTS’ GUILD のメンバーでアーティストの田中功起と、NPO法人 芸術公社のメンバーで編集者の影山裕樹が協働して編集を行い、英文はARTISTS’ GUILD のメンバーでアーティストの奥村雄樹と、Art Translators Collective が担当。主に、ARTISTS’ GUILD のメンバーである田中功起、藤井光、小泉明郎、津田道子、増本泰斗らによる、柳澤田実(哲学、キリスト教研究)、大谷芳久(現代美術画廊「かんらん舎」オーナー)、圡方宏史(東海テレビ『ヤクザと憲法』監督)、高山明(演出家、Port B)、岡啓輔(建築家、蟻鱒鳶ル)へのインタビューと、その5つの対話に結びつく「自主規制をめぐるキーワード」などによって構成されます。「キセイノセイキ」展とは異なるもう一つのプロジェクトとして、一冊に纏め上げています。
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DOROTHY / Takahiro Murahashi 村橋貴博
¥2,200
以下、版元より guse arsとしても活動中のコラージュ・アーティスト、Takahiro Murahashi(村橋貴博)による作品集。 村橋はこれまで、コラージュという手法を使い、平面作品でありながら、マテリアルやボリュームを感じさせる抽象的な彫刻のような作品を発表してきました。本作『DOROTHY』では、より具象的要素や構成を持たせることにより、フィクションとリアリティの狭間を往来するような不可思議な作品が生み出されています。 どこかの種族の工芸品や偶像、超古代のオーパーツ、はたまた未来の生物のような不思議な造形は、日々の暮らしや宗教の世界で崇拝されるような神聖な存在を思わせます。
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空き家になる前の空き家対策/氏原岳人・石田信治・織田恭平
¥2,200
以下、版元より これからの空き家対策は、空き家になる前に動き出すことが欠かせない。岡山県を中心にその実践と検証を繰り返してきたプロジェクトチームによる、住宅所有者の行動変容を促すステップやノウハウを事細かに解説。空き家対応の成功・失敗事例や、全国の先進的取り組みもわかる。早め早めの行動が、街の空き家を一つずつ減らしていく。
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ヨコとタテの建築論/青井哲人
¥2,970
以下、版元より ▼いま建築を考える上での基本を、講義形式でわかりやすく語る入門書! ▼より広く、発展的に学ぶための分野横断的な文献案内も充実。 ▼初学者から大学院生、他分野の読者まで幅広い層に開かれたオリジナルな建築論! 建築家は家屋の海原の中に聖堂をつくる。ヨコの広がりの内に、タテの力が働く場をつくり出そうとするのです──(本書より) 当たり前をじっくり考え直すこと、学び直すこと。 私たち=現生人類の本性に立ち返り、建築の思考をいきいきと語る。 相似の海としての「建物」の広がりから、「建築」はいかに世界と未来の幻視を立ち上げるか───。 東京藝術大学大学院での講義から生まれた出色の入門書。
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モールの想像力 ショッピングモールはユートピアか / 大山顕
¥2,200
以下、版元より 日本橋高島屋S.C.本館高島屋史料館TOKYO 4階展示室にて2023年3月4日から8月27日まで開催の「モールの想像力」展を図録として書籍化。開催概要、展示作品の一覧リストのほか、監修者・大山顕氏と佐藤大氏、イシグロキョウヘイ氏の語り下ろし鼎談、大山顕氏と東浩紀氏の語り下ろししモール論のほか、ショッピングモールを舞台にした漫画、ショッピングモールの写真などを収録。大山氏による展示のメインテキストは作品説明を補筆して全文を掲載し、モール展を記録するとともにショッピングモールの文化的意義を考察する。
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新映画論 ポストシネマ/渡邉大輔
¥3,300
以下、版元より あらゆる動画がフラットに流通する時代に、映像を語ることが意味するものは? サイレントから応援上映までを渉猟し、ポストシネマの美学を切り拓く。 『新記号論』『新写真論』に続く、新時代のメディア・スタディーズ第3弾。 Netflix、TikTok、YouTube、Zoom……プラットフォームが林立し、あらゆる動画がフラットに流通する2020年代。実写とアニメ、現実とVR、リアルとフェイク、ヒトとモノ、視覚と触覚が混ざりあい、映画=シネマの歴史が書き換えられつつあるこの時代において、映像について語るとはなにを意味するのだろうか?サイレント映画から「応援上映」まで1世紀を超えるシネマ史を渉猟し、映画以後の映画=ポストシネマの美学を大胆に切り拓く、まったく新しい映画論。作品分析多数。
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韓国映画から見る、激動の韓国近現代史 歴史のダイナミズム、その光と影 / 崔盛旭
¥2,420
以下、版元より 植民地支配、南北分断と朝鮮戦争、長きにわたる軍事独裁、そして国民の手で勝ち取った民主化……。「3・1独立運動」「済州島4・3事件」「光州事件」「6月抗争」など激動そのものだった韓国の近現代史とそのなかで形作られてきた「儒教的家父長社会」。近年ますます存在感を高めている「韓国映画」を題材に、そこから透けて見える歴史や社会問題を解説。韓国という国のダイナミズムをより深く、より立体的に理解するための一冊である。 『パラサイト 半地下の家族』『タクシー運転手~約束は海を越えて~』『KCIA 南山の部長たち』『1987、ある闘いの真実』『ベイビー・ブローカー』『ミナリ』『はちどり』『息もできない』『キングメーカー 大統領を作った男』『高地戦』『金子文子と朴烈』『グエムル-漢江の怪物-』『焼肉ドラゴン』『私の少女』……韓国映画44本から激動の歴史を読み解く。
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新海誠論/藤田直哉
¥2,200
映像作品、関連書籍、本人インタビューなど網羅、『すずめの戸締まり』への軌跡を完全解明! 「危機の時代を健やかに生きる」覚悟とは? 気候変動/SDGs、伝統/未来、信仰/科学、地方/都市…… “新海誠”を読解することは、現代日本を問うことであり、我々の未来を救う鍵がある。 分断「/」のネット時代に現れたゲーム的な作家は、如何に成熟し、世界との関係をつなぎ直すのか? 新海誠を超えた、思想としての「新海誠」。
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中動態の映像学/青山太郎
¥2,420
酒井耕・濱口竜介、鈴尾啓太、小森はるか―― 震災を記録してきた3組の作家たちの実践から、映像メディア理論の新境地を開く。 今日のメディア・テクノロジーは、世界のあれこれの出来事をほとんどリアルタイムに私たちに見せる一方で、それらを次々と処理していくことを同時に要求している。 そのなかで私たちは、日々膨大な情報に埋もれてしまい、眼前に存在する他者や未知の出来事をアクチュアルに見る能力を著しく低下させてはいないだろうか? 東日本大震災を記録した3組の「作家」たちの実践を通じて、「中動態」という概念を手がかりに他者と共生するための想像力の可能性を探る。
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クリティカル・ワード ポピュラー音楽 〈聴く〉を広げる・更新する 永冨真梨/忠聡太/日高良祐=編著
¥2,420
以下、版元より 永冨真梨/忠聡太/日高良祐=編著 有國明弘/ヴィニットポン ルジラット(石川ルジラット)/大嶌徹/大尾侑子/尾鼻崇/大和田俊之/葛西周/加藤賢/上岡磨奈/川本聡胤/金悠進/源河亨/篠田ミル/ジョンソン・エイドリエン・レネー/谷口文和/中條千晴/鳥居祐介/永井純一/平石貴士/福永健一/藤嶋陽子/増田聡/松浦知也/溝尻真也/村田麻里子/山崎晶/輪島裕介=著 28のキーワードで学ぶポピュラー音楽研究の基礎から最前線まで ジェンダー、人種、階級、ジャンル、法、アニメ、シティ、アマチュアリズム…… 幅広いキーワードと現代的な事例から、音楽文化を考え常識を問い直す! 近年、学術的な研究領域としての地位を確立しつつある「ポピュラー音楽」研究に関する基礎的な知識を解説しつつ、最新の動向を初学者にも分かりやすく紹介した本邦初の入門書。 本書は3部構成になっており、「第1部 基礎編」では、ポピュラー音楽研究の基底を支える概念として8つを取り上げ、それぞれのキーワードからポピュラー音楽を概観する。 「第2部 事例編」では、ポピュラー音楽研究のなかでも比較的蓄積の多いトピックを照射する。各項目はそれぞれの学術的議論を概観した上で、ポピュラー音楽研究全体、そして、他分野と横断・接続し、新しい学術領域を開拓する、発展的な学術的問いも示唆する。 「第3部 拡張編」では、近年の音楽文化を領域横断的に語る上で欠かせないキーワードを掲げて、ポピュラー音楽それ自体とそのコンテクストを扱ってきた従来の研究から一歩外に踏み出し、新鮮な空気を吸うための論考を集めた。 これまで日本語で読むことのできなかった重要トピックや論点も多数収録し、研究者や学生だけでなく、音楽を「分析したい人」、「語りたい人」にとっての手引きとしても有用な一冊となっている。
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絵画の力学/沢山遼
¥2,970
以下、版元より 芸術を経験することとは、振動する差異と諸力のただなかに巻き込まれることだ。芸術の思考=批評はそこから開始される。 アンディ・ウォーホル、ジャクソン・ポロック、バーネット・ニューマン、カール・アンドレ、ロバート・モリス、香月泰男、福沢一郎、辰野登恵子、高松次郎、ゴードン・マッタ゠クラーク、ロザリンド・クラウス、クレメント・グリーンバーグ、イサム・ノグチ──。 「美術手帖」芸術評論募集第一席を受賞した著者による堂々たる初の単著。単行本書き下ろしとして、イサム・ノグチ論「火星から見られる彫刻」を収録する。美術批評の新たな達成。
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アフリカ文学講義 植民地文学から世界‐文学へ 著者 アラン・マバンク 訳者 中村隆之 訳者 福島亮
¥4,950
以下、版元より 2016年、フランスのコレージュ・ド・フランス芸術創造講座で行われた「アフリカにかんする8つの講義」。ヨーロッパ人の見たアフリカ史から説き起こし、植民地期、ポストコロニアル期、パリ郊外に住む移民が生んだ文学まで、1920年以後のブラック・アフリカ文学の全体像をわかりやすく、かつ「内戦と子ども兵」「ルワンダ・ジェノサイド以後に書くこと」など、文学を超え、現代史や思想、社会問題にも広がる視野をもつ類ない文学史である。 フランス語圏ブラック・アフリカの作家は、カリブ海やアメリカの黒人文学作家とパリでどのように出会い、みずからの文学を築き上げていったか。フランス文学という「国民文学」からも、アフリカ諸言語で執筆する正統的「国民文学」からも除外されてきた「フランス語圏文学」は、いかにしてグローバルな認識に立つフランス語表現文学として、「世界‐文学」に連なることができるのか。本書に盛り込まれた著者のメッセージは、1530年の創設以来、名だたる哲学者や文学者を迎えてきたフランスの知の殿堂で「アフリカ人」として初めて講義したこと自体の意味も併せ、今後の文学と世界を考えるひとつの指針となるだろう。 著者アラン・マバンクは1966年コンゴ共和国生まれ。『割れたグラス』『ヤマアラシの回想』はじめ、作家としてフランス語で多くの作品を発表し数々の賞も受賞、2006年以来カリフォルニア大学ロサンゼルス校で教えている。 日本ではほとんど知られていないアフリカ文学の歴史を知るために、世界文学の今後を考えるために、ここにおくる。
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いなくなくならなくならないで/向坂くじら
¥1,760
以下、版元より 死んだはずの親友・朝日からかかってきた一本の電話。時子はずっと会いたかった彼女からの連絡に喜ぶが、「住所ない」と話す朝日が家に住み着き――。デビュー作にして第171回芥川賞候補作。
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ふたりたち/南阿沙美
¥2,200
以下、版元より 『MATSUOKA!』『島根のOL』で話題の写真家・南 阿沙美による、はじめてのエッセイ集。 友人、夫婦、仕事仲間、親子、人と犬……12通りの「ふたり」の気配を、写真と文章で描き出す。 一番小さくて、一番大きな物語。
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芝木好子小説集 新しい日々
¥2,200
SOLD OUT
以下、版元より 収録作品(底本一覧) 新しい日々 『女の庭』 集英社文庫 1986年 脚光 『別れの曲』 集英社文庫 1991年 白萩 『紫の山』 講談社文庫 1988年 晩秋 『紫の山』 講談社文庫 1988年 冬の梅 『冬の梅』 新潮文庫 1994年 遠い青春 『女の庭』 集英社文庫 1986年 老妓の涙 『花霞』 集英社文庫 1989年 十九歳 『冬の梅』 新潮文庫 1994年
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ギークに銃はいらない/斧田小夜
¥2,420
以下、版元より シリコンバレーでのプログラマ経験をもとにしたホワイトハッカー小説「ギークに銃はいらない」のほか、第3回ゲンロンSF新人賞優秀賞受賞作「眠れぬ夜のバックファイア」、ル=グウィンを思わせる思弁的フィクション2篇を収録。