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本の雑誌 2023年9月 みたらし見参号 No.483
¥880
2023年9月 みたらし見参号 No.483 特集:平凡社は本当に平凡なのか? 目次 本棚が見たい! 9月の会社 平凡社/9月の本棚 下中美都 古本屋台 Q.B.B. 哀愁の町に何が降るというのだ。/どこまでも迷惑せんばんなオレ 椎名 誠 特集:平凡社は本当に平凡なのか? 荒俣宏インタビュー/平凡社に住んでいた頃 聞き手・山本貴光 泡の中で 大石範子 対談/平凡社は世界である! 山本貴光・吉川浩満 月刊「太陽」繁盛記 嵐山光三郎 私の平凡社本オールタイムベスト10! 宮田珠己 私の平凡社本オールタイムベスト3! 矢部潤子/クラフト・エヴィング商會/東えりか 平凡社の社史を読む 山本ぽてと 平凡社社員座談会/トライ&エラーで森羅万象を網羅する! 今村一人・岸本洋和・竹内涼子・福田祐介 おじさん三人組、平凡社に行く! 社員のおすすめ平凡ランチ! 林理映子・内山育恵・清田康晃・野_真鳥・下中順平 そして奇妙な読書だけが残った/コナン・ドイル現象とエクソシストの粋なはからい 大槻ケンヂ 漫画 本を売る技術/配本なんて怖くない 原作 矢部潤子 漫画 池田邦彦 弱虫DIY/グズグズやる気スイッチ 内澤旬子 新刊めったくたガイド 闘う子供たちの物語 キング『異能機関』を一気読み! 柿沼瑛子 信頼できないのは語り手か、それとも? 石川美南 小田雅久仁『禍』は最上級の体験型幻想小説集だ! 大森 望 恩田陸の新たな代表作をセットで読むべし! 酒井貞道 王谷晶『君の六月は凍る』に心をつかまれる! 松井ゆかり 人間と犬の苛烈な関係を描く角幡唯介『犬橇事始』 すずきたけし 古風にしてアグレッシブな『処刑台広場の女』がいいぞ! 宇田川拓也 宇宙からの誘拐で大騒動! ♪akira 世界を旅してきた店主の旅の本専門店「街々書林」 和氣正幸 並行宇宙の地球は怪獣の楽園だった! スコルジー『怪獣保護協会』 山岸真 変化する色彩の表現が美しい『秒速5000㎞』の世界 山脇麻生 「人生劇場」跡地にできた神保町最大級の古本屋 小山力也 本を作ったあとに本を作る「十七時退勤社」 竹田信弥 天才と勝負した選手たちの“その後” urbansea ユーカリの木の蔭で/長屋のキリスト 北村 薫 サバイバルな書物/人が霊類の長だというのは嘘だ 二世紀前のトランスジェンダー 服部文祥 岡崎武志古本屋になる!/絶好調のネット古書店、その屋号の意外な由来は!? 岡崎武志 こけし始めました/こけし出会い方教室 わたしの場合 浅生ハルミン 黒い昼食会/サイン本をもっと高くしよう! 文芸記者列伝/長期連載で鍛えられた人 川口則弘 鉄道書の本棚/職人が作った国鉄オリジナル書体 V林田 連続的SF話/老いゆくヒーロー 鏡 明 南の話/遅延と増巻 『グッドナイト・ムーン』の怪(18) 青山 南 そばですよ/スタッフ全員、役者揃い。東京駅一番街でシブいパフォーマンス。 平松洋子 経書の「読み方」の手引き 円城 塔 世相を映す昭和の流行歌 べつやくれい 自由に行き来できる時間 藤岡みなみ 希代の怪人物・大泉黒石の評伝 風野春樹 ホリイのゆるーく調査/徳川時代の海外小説を年号で並べてみる 堀井憲一郎 小海線物語/岩村田に幸多かれ 沢野ひとし 続・棒パン日常/ペンネーム 穂村 弘 三角窓口/読めばヒリヒリ、ノミ屋の藤代三郎とは誰だ!? 他 即売会の世界 石川春菜 今月書いた人 掲載図書索引 今月本の雑誌に遊びに来た人 後記
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本の雑誌 2023年8月 梅仕事待望号 No.482
¥880
本の雑誌 2023年8月 梅仕事待望号 No.482 特集:2023年度上半期ベスト1 目次 本棚が見たい! 8月の書店 本屋 象の旅/8月の本棚 書物の帝国/Asylum Piece 弱虫DIY/ヤギ舎の幸福指数 内澤旬子 図書カード三万円使い放題!/ブロッコリー作戦の行方 小川 哲 大乱歩問題/北村 薫 特集:2023年度上半期ベスト1 社内座談会実況中継 S・A・コスビー『?に哀しみを刻め』は慟哭の傑作だ! 霜月 蒼 わがままな上半期SFベスト5だ! 牧 眞司 戦国三大奇襲を活写する武内涼『厳島』に震える! 青木逸美 母のルーツをたどる自伝が凄まじい! 藤ふくろう 天才二人のキャラが際立つ『ヒエログリフを解け』が愉しい! 冬木糸一 上半期出版業界座談会/純文学の話題作が目白押し! 読者アンケート/私の上半期ベスト1! 古本屋台 Q.B.B. 漫画 本を売る技術/スリップから考える 原作 矢部潤子 漫画 池田邦彦 哀愁の町に何が降るというのだ。/日暮れ鳥が鳴いている 椎名 誠 そして奇妙な読書だけが残った/獄門舟(船)問題 大槻ケンヂ 岡崎武志古本屋になる!/異色な経歴のネット古書店、誕生秘話 岡崎武志 新刊めったくたガイド 『暗殺者たちに口紅を』の格好いいばあちゃんにスッキリ! 柿沼瑛子 一〇〇一の断章で描く無限角形が胸を刺す 石川美南 AIからスーパーヒーローまで短編SF祭りだ! 大森 望 森川智喜の粒ぞろいの短編集『動くはずのない死体』をおススメ! 酒井貞道 三浦しをんの筆が冴え渡る『墨のゆらめき』がいいぞ! 松井ゆかり 『魚と人の知恵比べ』が描くフライフィッシングの奥深い世界 すずきたけし 衝撃の三部作完結編『卒業生には向かない真実』を読め! 宇田川拓也 おとぎばなしの王子と姫に幸あれ! ♪akira リトルプレス作家が開いた機械書房 和氣正幸 劉慈欣の長篇デビュー作『超新星紀元』登場! 山岸真 美しさと強さを備えた傑作『砂の都』に酔いしれる 山脇麻生 昭和な商店街のお店で津原やすみの小説と遭遇! 小山力也 詩歌を主にした新しい出版社「素粒社」 竹田信弥 福島市発の硬派な総合誌「政経東北」 urbansea 黒い昼食会/寂聴かジャニーズか!? こけし始めました/松之進さんと早坂さんへの旅 浅生ハルミン 断捨離血風録/本音を述べるす、元気を述べるす 日下三蔵 サバイバルな書物/霊類の長自認する人類に都合がいいから信じたけれど 服部文祥 文芸記者列伝/出版ビジネスに精通した人 川口則弘 ユーカリの木の蔭で/《上手》を超えたもの 北村 薫 鉄道書の本棚/美食×鉄道×百合の歴史小説『台湾漫遊鉄道のふたり』 V林田 連続的SF話/山形、仙台、盛岡の旅 鏡 明 南の話/より小さい人たちのために 『グッドナイト・ムーン』の怪(17) 青山 南 そばですよ/開店半年にして、すでに名物。あの肉そばを、小川町で。 平松洋子 「生成AI」のわかり方 円城 塔 昔のあらくれ虫歯治療 べつやくれい 圧倒的な記憶の辞典 藤岡みなみ 「絶対ダメ」じゃない考え方 風野春樹 ホリイのゆるーく調査/夏100フェアの作家生存率を数える! 堀井憲一郎 小海線物語/八千穂高原に幸多かれ 沢野ひとし 森見登美彦の10冊/森見ワンダーランドにいざ迷え! 渡辺祐真 続・棒パン日常/時代の言葉 穂村 弘 三角窓口/自分の誕生日に贅沢な一冊を購入しよう! 他 即売会の世界 石川春菜 今月書いた人 掲載図書索引 今月本の雑誌に遊びに来た人 後記
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モールの想像力 ショッピングモールはユートピアか
¥2,200
大山顕『モールの想像力 ショッピングモールはユートピアか』(本の雑誌社) 人はなぜモールに惹かれるのか 日本橋高島屋S.C.本館高島屋史料館TOKYO 4階展示室にて2023年3月4日から8月27日まで開催の「モールの想像力」展を図録として書籍化。開催概要、展示作品の一覧リストのほか、監修者・大山顕氏と佐藤大氏、イシグロキョウヘイ氏の語り下ろし鼎談、大山顕氏と東浩紀氏の語り下ろししモール論のほか、ショッピングモールを舞台にした漫画、ショッピングモールの写真などを収録。大山氏による展示のメインテキストは作品説明を補筆して全文を掲載し、モール展を記録するとともにショッピングモールの文化的意義を考察する。 ■A5判並製 ■184ページ ISBN978-4-86011-482-4 [目次] モールの吹き抜け 大山顕 モール 小野啓 1 モールの想像力 第一節 モールは「街」である 大山顕 第二節 モールとは何か ──その源流から考える 速水健朗 第三節 内と外が反転したユートピア 大山顕 第四節 バックヤードに窓をあける 大山顕 2 舞台としてのモール 座談会 『サイダー』はモールの批評である イシグロキョウヘイ・佐藤大・大山顕 イオンにみせられて もぐこん 3 ユートピアとバックヤード 対談 ショッピングモールから考える・再び 東浩紀・大山顕 バックヤードはユートピアだ 座二郎 われわれは地球人だ! 4 展覧会 モールの想像力 ショッピングモールはユートピアだ 展覧会解説 大山顕 開催要項 展示作品一覧
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センチメンタル リーディング ダイアリー
¥2,200
@osenti_keizo_lovinson『センチメンタル リーディング ダイアリー』(本の雑誌社) 欠点だらけの自分を小説に重ねて生きている。 本を読むと、本当かどうか判別できないくらい薄れてしまった、あのときのあやふやな積み重ねこそが、紛れもない僕自身なのだということをもう一度思い出させてくれるのである。 Instagramに綴られた書評にかこつけた自分語り「感傷読書日記」。 #読書好きとつながりたい ■四六判変型並製 ■304ページ ISBN 978-4-86011-479-4 【著者プロフィール】 @osenti_keizo_lovinson 1974年、東京都生まれ。大学4年時にロッキングオン社の採用試験で書いた文章を褒められたことを真に受け、大学卒業後に音楽ライターとして活動するものの、まったく食っていけず生活費を稼ぐために近所の書店で働き始める。書店員という職業の面白さに目覚め、約12年間勤務した後に退職。2019年にインスタの読書アカウントを開始。通称「おセンチさん」として書評や映画評にかこつけた自分語りを綴っている。本名は平野敬三。 【目次】 『できそこないの世界でおれたちは』11 『平場の月』12 『ゼラニウム』14 『さみしくなったら名前を呼んで』16 『世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド』18 『水を縫う』22 『東京の異界 渋谷円山町』25 『サキの忘れ物』28 『だまされ屋さん』31 『古道具 中野商店』36 『正欲』41 『おべんとうの時間がきらいだった』44 『AMEBIC』48 『果てしなき輝きの果てに』51 『流浪の月』54 『すべて忘れてしまうから』56 『悲しい話は終わりにしよう』60 『初夜』62 『百年の散歩』64 『悪女について』66 『猫を抱いて象と泳ぐ』71 『アウア・エイジ』75 『震災風俗嬢』78 『星月夜』81 『あとを継ぐひと』85 『自転しながら公転する』89 『最後の命』93 『イン ザ・ミソスープ』96 『ビニール傘』99 『大阪』101 『暗渠の宿』104 『ア・ルース・ボーイ』107 『星を掬う』110 『タクジョ!』113 『夜行秘密』117 『これはただの夏』121 『その姿の消し方』125 『海炭市叙景』128 『光』 132 『終わりまであとどれくらいだろう』136 『真夜中の果物』138 『海鳴り』140 『長いお別れ』143 『あこがれ』144 『きみがつらいのは、まだあきらめていないから』146 『悲しみの秘義』147 『ダーティ・ワーク』149 『たそがれどきに見つけたもの』152 『私たちが好きだったこと』156 『いちばんここに似合う人』159 『母影』163 『ガリンペイロ』167 『アポクリファ』171 『わたしたちに許された特別な時間の終わり』175 『今夜、すべてのバーで』177 『往復書簡 初恋と不倫』180 『逆ソクラテス』183 『息子たちよ』186 『流しのしたの骨』189 『センセイの鞄』191 『眠れない夜は体を脱いで』194 『推し、燃ゆ』197 『持たざる者』200 『愛の?末』204 『家族最後の日』207 『死にたい夜にかぎって』211 『若者はみな悲しい』215 『小島』219 『愛がなんだ』224 『ガラスの街』228 『悪声』232 『季節風 春』236 『短編集』240 『虐殺器官』242 『永い言い訳』244 『私の男』247 『人でなしの櫻』252 『指の骨』254 『八月の母』258 『死んでいない者』262 『国境の南、太陽の西』266 『捜索者』270 『N/A』273 『クラウドガール』275 『最果てアーケード』280 『夜のピクニック』284 『フルタイムライフ』288 『アレルヤ』292 【あとがき】的なやつ297 【謝辞】302
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いつものラジオ リスナーに聞いた16の話
¥2,090
村上謙三久『いつものラジオ リスナーに聞いた16の話』(本の雑誌社) あなたにとってラジオとは? 「ラジオを聴くこと」をテーマにしたインタビュー集。登場するのは学生、主婦といった一般のラジオリスナーから、?ハガキ職人"と呼ばれるラジオ番組の常連投稿者、構成作家など放送を支えるスタッフ、ラジオリスナー研究家に大学教授、そして武田砂鉄さんのような人気のパーソナリティまで、 多彩な16人のラジオ遍歴が語られます。 著者は『深夜のラジオっ子』(筑摩書房)で高い評価を受けた、ライター・村上謙三久。お笑い芸人や声優の番組を中心に現場を多く取材してきた著者が、2010年代以降のラジオ・シーンを中心に、"ラジオのある生活"を描く、胸を打つエピソードが満載のラジオ本に仕上がっています。 ■四六判並製 ■368ページ ISBN978-4-86011-481-7 [目次] まえがき つきこ コラム radiko ペリークロフネ コラム 深夜ラジオ 楽しい鹿 コラム アルコ&ピースの活躍 相澤遼 コラム 出待ち 恩田貴大 コラム 音声メディアの隆盛 林冴香 コラム ハガキ職人 たかちゃん〝アブラゲドン〟石油王 コラム 最近のリスナー事情 ブタおんな コラム ラジオスタッフ 茅原良平 コラム ラジオ業界への道 及川ユウ コラム アニラジ タク・ヨシムラ コラム AM放送終了 伊福部崇 コラム ラジオスター 鹿児島おこじょ コラム 結婚発表 リトル高菜 コラム 佐久間宣行の登場 昭和の窓辺 コラム 現在のラジオ界 武田砂鉄 あとがき
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明日ロト7が私を救う
¥1,870
SOLD OUT
宮田珠己『明日ロト7が私を救う』(本の雑誌社) 当たれば人生安泰…なのだが… 「そろそろ読者も私のことを阿呆だと思いはじめているであろう。その通り。阿呆なのである。だがいかに阿呆と言われようとも当たってしまえば人生の安泰が約束されるのだ。」 コロナ禍襲来で商売あがったりの大ピンチ?! 面白旅行エッセイストは、7つの数字を見事に当て、億万長者となり「無理ゲー日本」を生き抜けるのか? ロトとの格闘歴10年、分析×対策×神頼みの日々 ■小B6判並製 ■272ページ ISBN978-4-86011-480-0 目次 はじめに 1 1話 働いてるのに食うべからず 8 2話 年間いくら買っているか 12 3話 山分けシステムに潜む罠 17 4話 追い風の数字を探せ! 23 5話 ロト7の真実大発見! 28 6話 10億円ドリーム 33 7話 百_と緊縮 38 8話 一陽来復の数字選び 42 9話 石ころ大躍進 47 10話 未来の断捨離 52 11話 心太式断捨離作戦 57 12話 〝なんもしない人〟にあこがれる! 62 13話 〝なんもしない人〟が未来を拓く!? 67 14話 論理と運の両面作戦 72 15話 ロトはハトなのか 77 16話 ペロン靴の波 82 17話 オリジナル商品開発! 86 18話 10億円の分配方法 92 19話 9億9900万のイライラ 96 20話 2020年の蛇の夢 101 21話 355回の活力 106 22話 当たる売り場巡り 110 23話 ロト7的経済対策 115 24話 消えたロト売り場 119 25話 さらば仕事場 124 26話 ときめきパターンの分類 128 27話 未来の夢を捨てる 133 28話 攻略本を買う 138 29話 最強メソッドの真実 142 30話 〝億り人〟の体験記 147 31話 新潟でロト7 152 32話 高島易断に頼る 157 33話 〝持ってない男〟の当たり歴 161 34話 史上最強の数列 166 35話 「宝ニュース」と令和の当選者像 171 36話 ありがちな数字 176 37話 運命の5月30日 181 38話 コロナ後のブルー 185 39話 散歩の効能 190 40話 小説とロト7 195 41話 真剣なる検証 200 42話 18と25とポリープ 205 43話 ツキと流れと32 210 44話 家電長者への道 215 45話 DXと石ころ 220 46話 石ころチャンネルの今後 225 47話 連続当選と料理試練 230 48話 オリジナルグッズの収支 235 49話 数字の風を読め! 240 50話 進撃の散歩 244 51話 グラフフェチの恍惚 249 52話 野垂れ死に上等?の30年後 254 53話 さらばロト7 259 あとがき
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本の雑誌 2022年9月号 特集:本を直す!
¥770
本の雑誌 2022年9月号 特集:本を直す! 「本の雑誌」9月号、本屋ライター・和氣さんの連載「本屋の旅人」にホォルと38℃のインタビューをしていただきました!
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本屋、ひらく
¥1,870
本の雑誌編集部 編『本屋、ひらく』(本の雑誌社) 近年新しく本屋を開いた22の本屋の文章と、「本屋について知る」というコラムで構成されている。弊店も光栄なことに寄稿させていただいている(しかも企画・共同運営者である吉田尚平と、店長である私深澤元の2名で書きたいとのわがままを許していただいた。感謝せねばならない)。それぞれの本屋の話と、それを取り巻く環境について語られており、非常にバランスの良い本になっていると思う。 とまあ、いつもと違う調子で書き始めたのは自分の寄稿したものを宣伝するのに慣れていないからなのですが、私は私なりに生きていくための意思表示をしたつもりです。吉田の文章はそれを汲み取って書いているからなのか、私にとってはすごく大事な文章になっています。「「意味」にも「必然」にもならない「偶然」を受けとめる」ためにどうしたら良いのか、私はこれを読んだ皆さんと話してみたい。 以下、版元より 「書店が減っている」といわれる中で、新しい本屋を開く人たちがいる。そんな22人がリアルな言葉で綴る、本屋への想いと商いの日々。 [登場書店] 本屋・生活綴方 葉々社 本屋イトマイ ポルベニールブックストア UNIT? 冒険研究所書店 BOOKNERD PEOPLE BOOK STORE つまずく本屋ホォル 小声書房 NAYABOOKS TOUTEN BOOK STORE 本のお店スタントン 本は人生のおやつです!! 本屋ともひさし 本と、珈琲と、ときどきバイク。 汽水空港 本の轍 BOOKSライデン aru TUGBOOKS バックパックブックス [コラム 本屋について知る] すずきたけし 渡辺佑一(一冊!取引所) 下田裕之(早春書店) 和氣正幸(BOOKSHOP TRAVELLER)
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カヨと私
¥2,200
SOLD OUT
内澤旬子『カヨと私』(本の雑誌社) 著者によるイラストに惹かれて読み始めると、頭突きに四苦八苦したり、出産で飛び起きたり、去勢に悩んだり。ヤギの世界に真摯に引きずりこまれています。 以下、出版社より J.R.ヒメネスの『プラテーロとわたし』に憧れ、小豆島でヤギと暮らしはじめた内澤さん。内澤さんの元にやってきたのは真っ白な雌のヤギで、内澤さんはカヨと名付け、ふたりの生活が始まりました。 庭先の雑草を食べてくれればと考えていたものの、カヨは食べる草をえり好み。内澤さんはカヨの様子をじっくり観察し、カヨが欲しているもの、あるいはどういうことが苦手なのか、深くコミニュケーションして参ります。 気づけば「どっちが飼い主?!」と笑われるほど世話をし、ともに時間を過ごしますが、内澤さんは「それでいいの」と。なぜなら「私もヤギになって、一緒に美味しい草を食べて、頭突きしあって、日向ぼっこして暮らしたい」と願っているのでした。 果たして内澤さんとカヨの暮らしは、どうなっていくのでしょうか──。動物文学の傑作が、ここに誕生です!