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往復書簡 きっとどこかへ流れつく

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武塙麻衣子、岸波龍『往復書簡 きっとどこかへ流れつく』

『驟雨とビール』『爽やかな茸』『白ねこ黒ねこ』などの日記本を書かれている武塙さんと、文筆活動だけでなくパステル画や陶芸にも挑戦している岸波さんの、昨年から今年にかけての手紙のやり取りを一冊の本にしています。

象徴的なやりとりが一つ。子供の頃、図書室で鬼ごっこをしつつ、友達が読書する姿を羨ましく思う岸波さん。その図書室の片隅で、誰にも読まれていない本を探して読んでいたのが私だと、武塙さんは返します。

往復書簡、良いですね。文章がこちらへ向かってくるのではなく、相手へ向けられている。それを読者は見守る。お二人は昔からの仲というわけでもないので、私たちと同じような目線でのやりとりが交わされます。知らないことも、もちろんたくさんある。

それでも、手元にある話題や、相手から提供された話題を頼りに手紙を書くわけですが、互いのことを静かに観察し、気付き、それを問いの形ではなく話題に忍び込ませるようなやり取りで示したり、あるいは自分のことをさりげなくすっと語ったり。

私も、誰かと手紙のやり取りをしてみたくなりました。

まえがき
第一信 読むこと・書くこと
第二信 愛や事件や喜びとか
第三信 三日坊主と独学
第四信 勉強すべき何かと変わらないもの
第五信 走るということ
第六信 心地よい穴ぐらから
第七信 小さくて軽いもの
第八信 恋愛小説と怖いもの
第九信 怖いものなしでいきたい
第十信 あとがき

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